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ラブくま通信 5/14号

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旬感くまもと

今、世界が注目! 菊陽町、大津町ってどんなとこ?

2024年3月3日 熊本日日新聞社 朝刊より
2024年3月3日 熊本日日新聞社 朝刊より

世界最大手の半導体受託生産会社「TSMC(jasm)」の工場進出により、海外からも注目を集める菊陽町。そして菊陽町に隣接し、人口増加と都市化が進む大津町。メディアで毎日のように取り上げられていますが、どのような町なのでしょうか。

「光の森」誕生で急速に都市化活気あふれる菊陽町

熊本市の北東に隣接し、東に阿蘇五岳を望む菊陽町。熊本市中心部から車で約20分、熊本空港からも約15分と、各所からの交通アクセスにも恵まれています。また、地下水も豊富なため、2000年代以降は工業化も進められてきました。近年は都市基盤の整備や、光の森地区の住宅開発が進んだことで、人口が急増。令和2年の国勢調査では人口の伸び率が県内2位を記録しました。国際化も進んでおり、TSMC進出以降、昨年1年間で台湾の方が300人ほど増加し、外国籍の住民も約1,000人暮らしています。

一方、農業も盛んで、特に寒暖差や豊かな土壌を活かして栽培される「菊陽にんじん」はブランド化され、強い甘みや瑞々しさが全国でも高評価。その他、メロンやスイカなどの果物や、米や麦などの穀物も栽培されています。
町では子育てしやすい環境づくりにも注力しており、家族で遊べる公園や保育所・幼稚園、子育て支援センターも充実。町の魅力について菊陽町商工振興課の坂本さんは「買い物に便利な大型商業施設もあれば、温泉施設や、緑豊かな公園、田園風景も広がっており、ライフスタイルに合わせた様々な楽しみ方ができる町です」と語ります。

菊陽町ホームページ:https://www.town.kikuyo.lg.jp/

おすすめスポット

菊陽町総合交流ターミナルさんふれあ

菊陽町総合交流ターミナルさんふれあ

「菊陽にんじん」をはじめ、地元で採れた旬の野菜や果物、肉や卵、手作りの惣菜や弁当などが販売されるほか、地産地消をテーマにしたレストラン、広々とした大浴場や露天風呂、サウナ、家族風呂を備えた温泉も楽しめます。

さんふれあホームページ:http://sanfurea.co.jp/

鼻ぐり井手公園

鼻ぐり井手公園
鼻ぐり井手公園

加藤清正が築造させたと言われる「鼻ぐり井手」。トンネル状の穴が複雑な水流を生み、井手(用水路)の底に土砂や火山灰がたまるのを防ぎます。敷地内の交流センターではその歴史や構造を学ぶことも。芝生の広場には遊具もあり沢山の家族連れで賑わいます。

鼻ぐり井手公園:https://www.kikuyotsu-rizumu.jp/hanaguri/

菊陽町総合体育館

菊陽町総合体育館

昨年10月に完成。メインアリーナ、サブアリーナ、ダンススタジオに加え、トレーニングルームや会議室なども完備。また、災害時の拠点としての役割も担っており、マンホールトイレや備蓄品の防災倉庫も備えられています。

自然と歴史文化に恵まれた大津町

大津町の公式キャラクター「からいもくん」
大津町の公式キャラクター「からいもくん」

大津町は熊本市と阿蘇山の中間に位置します。町の中央を国道57号が走り、北部の畑地帯と南部の水田地帯に分かれ農業も盛んです。かつては火山灰土壌だったこの土地を耕作地に変えたのが、熊本城の城主でもある加藤清正です。清正は町を流れる白川の水を大津原野に引く計画をし、息子の忠広が掘削に着工。その後、藩主の細川氏が水路を完成させました。また、大津町は参勤交代の宿場町として大変賑わいました。藩主が宿泊した「御茶屋跡」や、藩主の通行の安全を守るために臨時で置かれる関所の跡「室簀戸口門跡(むろすどぐちもんあと)」など、江戸時代にまつわる史跡が多数存在します。大津町の魅力について大津町役場商業観光課の古嶋さんは「上井手川沿いには古き良き風情が残っており、お散歩するのにぴったりです」と語ります。

農産物で特に有名なのがカライモです。火山灰の土壌を活かし、様々な食感や味覚のカライモが収穫されます。町の公式キャラクターとして「からいもくん」が認定されており、カライモや大津町の観光PR活動も務めています。工業では本田技研工業株式会社熊本製作所をはじめとする製造業が盛んで、町内に複数の工業団地があります。TSMCの菊陽町への進出により新たな工業団地の整備計画も発表され、益々の発展が期待されます。

大津町ホームページ:https://www.town.ozu.kumamoto.jp/

おすすめスポット

大津町歴史文化伝承館

大津町歴史文化伝承館
大津町歴史文化伝承館

大津町の歴史を伝承する拠点として設置。遺跡や大津町指定文化財などの常設展示に加え、不定期で様々な企画展も開催されています。また、歴史講座やカルチャー教室もあり、町民の文化活動や交流の場にもなっています。

https://www.town.ozu.kumamoto.jp/page/1130.html.

道の駅大津

道の駅大津

国道57号沿いにある道の駅。敷地内には「オートバイ神社」があり、ツーリングで訪れる人のみならず人気のスポットになっています。空に浮かぶように展示されたバイクが目印。旅の運勢を占える「バイクみくじ」200円もお試しを。

道の駅大津HP:https://michiekiozu.livedoor.blog/

県からのお知らせ

「御所浦白亜紀資料館」(天草市)がリニューアルオープン!

御所浦白亜紀資料館が令和6年3月20日にリニューアルし、新しく「御所浦恐竜の島博物館」としてオープンしました!

天草で発見された多くの化石、ティラノサウルスの複製骨格をはじめとする世界の化石、現代の天草の動植物など、約2千点の標本を見学できます。ニュースにもなった国内初のティラノサウルス科の下顎化石も展示。また、野外では化石採集体験(有料)が楽しめます。

恐竜からイルカまで、天草地域の約1億年の歴史を見て・学び・楽しむことができる天草地域唯一の自然史博物館にぜひご来館ください。

※博物館に来館する際は事前に予約が必要です。詳しくは「御所浦恐竜の島博物館」ホームページ(https://goshouramuseum.jp/)をご覧ください。

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5000円相当の県産品詰合せが当たる!
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※画像はサンプル画像です。実際の賞品とは異なる場合があります。

今月の商品は、熊本ブランド豚さいき農場「熊本火の本豚」ギフトセット(5000円相当×1名様)をプレゼント!
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有限会社サイキ
https://saikifarm.jp/meatshop.html

県内のニュース(熊本日日新聞より)

熊本市電初「3両編成」年内にも導入 市交通局、10年ぶりの新型車両
輸送量は1.5倍、車いすスペースも【市電100年】

熊本市電初「3両編成」年内にも導入 市交通局、10年ぶりの新型車両 輸送量は1.5倍、車いすスペースも【市電100年】

熊本市電として初となる3両編成の新型車両が、年内にも導入される。8月に開業100年を迎える市電の目玉事業で、熊本市交通局が新型車両を導入するのは超低床電車「COCORO」以来10年ぶり。輸送力の強化と、誰もが利用しやすい市電の実現に向けて大きな弾みとなりそうだ。

https://kumanichi.com/articles/1409491

「セミコン通勤バス」利用者急増 TSMCの菊陽進出で高まる役割 23年度は1.6倍の26万人

「セミコン通勤バス」利用者急増 TSMCの菊陽進出で高まる役割 23年度は1.6倍の26万人

菊陽町のJR原水駅と工業団地のセミコンテクノパークを結ぶ「セミコン通勤バス」。台湾積体電路製造(TSMC)が近辺に進出したこともあり、交通渋滞緩和策の柱としての期待が高まっています。

https://kumanichi.com/articles/1411054

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