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ラブくま通信 2/27号

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移住者紹介/山内務さん

山内務さん/上天草市在住

山内務さん/上天草市在住

“走ること”が移住後の暮らしやすさにつながりました!

移住は“ありのまま”を受け入れることが大事

熊本市中心部から車で約1時間半の上天草市。同市の大矢野町から2つの橋でつながる維和島。漁業や柑橘類の栽培が盛んで、トレッキングコース「九州オルレ」認定のコースもあります。自然の豊かさにあふれ、島ならではのゆったりとした時間が流れるこの島で移住生活を送るのが、山内務さんです。

子どもの頃から陸上競技に取り組んでいた経験から、高校卒業後は「スポーツへの学びを深めたい」と、福岡県の大学に進学した山内さん。卒業後は福岡の残り、スポーツトレーナーなどとして働いていました。2015年に妻・美紗子さんと結婚。生活の拠点は福岡のままでしたが、ある時、美紗子さんの親戚が局長を務める維和島の簡易郵便局を手伝う話が舞い込んできました。

維和島にある簡易郵便局では、妻・美紗子さんが勤務。目の前に漁港があり、上天草ならではの穏やかな海の景色が広がります
維和島にある簡易郵便局では、妻・美紗子さんが勤務。目の前に漁港があり、上天草ならではの穏やかな海の景色が広がります

「熊本出身ではありましたが、上天草市や維和島のことはよく知りませんでした。ただ、住むところにこだわりはなく、移住にも抵抗はありませんでした」。その後、2020年に夫婦で維和島へ。移住後、山内さんは同市の会計年度任用職員として働き、現在は移住コーディネーターとして、移住検討者からの相談対応や空き家バンク業務を担当しています。

増加する空き家の課題解決に取り組む民間団体にも参画。山内さんも、DIYに関する資格を取得して作業に当たります
増加する空き家の課題解決に取り組む民間団体にも参画。山内さんも、DIYに関する資格を取得して作業に当たります
「よかよかの家」と名付けられた古民家は、コワーキングスペースや民泊としての活用を視野にリノベーション中
「よかよかの家」と名付けられた古民家は、コワーキングスペースや民泊としての活用を視野にリノベーション中

「移住するなら考え過ぎず、構え過ぎない方がいいと思います。もちろん、都会に比べれば不便もありますが、逆に都会にない自然や人の温かさがあります。ありのままを受け入れながら、自然体でいるのが一番です」と話す山内さん。移住検討者の思いに耳を傾けながら、自身の経験を踏まえたアドバイスを送ります。

走る楽しさが人とのつながりの楽しさに

「最初は、地域で受け入れてもらえるのか不安でしたが、妻の親戚もいたおかげで島の人々にも良くしてもらっています。魚のお裾分けがあり、魚を買うことがほぼなくなりました(笑)。福岡での生活とは180度異なり、海や夕陽などの自然が身近にある今の生活のすべてが新鮮に思えます」。

そんな暮らしの中での山内さんの日課は「ランニング」。自宅のある維和島をはじめ、市内各所を走ることで、上天草の地理にも随分詳しくなったと言います。「ランニング中に心掛けているのは、地域の方々への挨拶。すれ違う際に挨拶すれば、こちらの顔を覚えてもらえる。移住で大事なのは、笑顔で“ありがとう”と“こんにちは”の挨拶ができることだと実感しています」。

山内さんが立ち上げた「上天草ランニングチーム」(後列左端が妻・美紗子さん)。「健康マラソン発祥の地」でもある上天草市で、「年齢に関係なく気軽にできるランニングの楽しさを多くの人に知ってらいたい」と思いで活動しています
山内さんが立ち上げた「上天草ランニングチーム」。「健康マラソン発祥の地」でもある上天草市で、「年齢に関係なく気軽にできるランニングの楽しさを多くの人に知ってもらいたい」との思いで活動しています

ランニングを通じて地域の人々との関わりも増え、今では職場の人やランニングチーム仲間と共にマラソン大会に出場したり、郡市対抗駅伝で上天草市の代表メンバーにも選ばれています。「誰かと一緒に走ることで心が通じ合えるような感覚があります。おかげで夫婦共々知り合いや仲間が増え、上天草での暮らしがより良くなったと感じます。かつては、競技としての陸上が嫌いな時期もありましたが、今では多くの人にもっと走ることを楽しんでほしいと思います」と、ランニングへの思いを語る山内さん。

移住して見つけた、“走ることの楽しさ”を通して、上天草での人とのつながりの輪は、これからも益々広がっていきます。

移住関連情報

令和5年度 労働者組合法・協同労働セミナー
~新しい働き方を学ぼう!3人から始める「出資・運営・労働」~

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この度、労働者協同組合法の概要並びに労働者協同組合の実際の活動状況を紹介するセミナーを開催いたします。「労働者協同組合」や「協同労働」の具体例について学べる機会となりますので、皆様ぜひ御参加ください。

  • 日時:令和5年3月12日(火曜日)15時00分〜16時30分(開場14時30分~)
  • 会場:ホテル熊本テルサ 1階 テルサルーム(熊本市中央区水前寺公園28-51)
  • 参加費:無料
  • 対象者:
    • 「労働者協同組合」及び「協同労働」に関心のある個人・団体
    • 地域活動(介護、子育て、地域づくり、清掃など)に興味のある方
    • 雇用労働、NPO法人、地域コミュニティ関係の行政関係者 など​
  • プログラム:
    • (1)開会あいさつ
    • (2)労働者協同組合法の制度説明
    • (3)事例紹介
    • (4)質疑応答
  • 参加申込:「参加申込書」に必要事項を記入の上、メールもしくはFAXにてお申込みください。(3月8日締切・先着順)
  • FAX:096-381-6970
  • MAIL: roukosousei@pref.kumamoto.lg.jp

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TEL:0969-22-2783
https://ebinomiyagawa.jp/

県内のニュース(熊本日日新聞より)

ティラノサウルス科の下顎の化石、熊本・苓北町で発見
日本初 御所浦白亜紀資料館など発表

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熊本県天草市立御所浦白亜紀資料館と福井県立恐竜博物館は15日、苓北町にある約7400万年前(白亜紀後期)の地層「姫浦層群下津深江層」から、肉食恐竜ティラノサウルス科の下顎の骨の一部が見つかったと発表しました。ティラノサウルス科の化石は、国内ではこれまで歯しか見つかっておらず、骨の化石は日本で初めてです。

https://kumanichi.com/articles/1328340

フル男子は古川、2年連続4度目優勝 女子は加藤が3連覇 熊本城マラソン

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約1万3千人のランナーが出場した第11回「熊本城マラソン2024」の歴史めぐりフルマラソンは18日、熊本市中心部を発着するコースであり、男子は古川大晃(福岡県)が2時間16分14秒で2年連続4度目の優勝を果たしました。女子は加藤みちる(熊本市西区)が2時間48分05秒で3連覇しました。

https://kumanichi.com/articles/1331794

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