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ラブくま通信 5/28号

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移住者紹介/髙橋大輔さん

髙橋大輔さん/熊本市在住

移住をきっかけにランニングにハマり熊本での生活が、より豊かに。

コロナ禍のリモートワークを機に熊本へ

福岡市や北九州市に続き、九州で3番目に人口が多く、政令指定都市にも指定されている熊本市。熊本のシンボル「熊本城」を中心に広がる繁華街の近くに住む髙橋大輔さん(神奈川県出身)は、2021年に妻の実家がある熊本市に移住しました。

大学在学中にアメリカへ1年間留学後、大学院へ進学して就職。2社目に在籍した会社がアメリカに現地法人を立ち上げ、その責任者として従事しました。その後、神奈川県に戻り、東京でECの会社に転職し、物流システムの業務改革に携わっていましたが、コロナ禍になり仕事はリモートワークに。

「これからは場所に捉われずに仕事ができる。都会で電車に揺られ、疲弊する日々を送らなくても良いのでは」と考え、移住を検討。これまで髙橋さんの仕事に合わせて、居住地を決めてきたこともあり、「今度は妻の住みたい場所に」と選んだのが熊本市でした。

妻・円花さん(左から2番目)ら親戚と共に写る髙橋さん(左から3番目)。現在よりも20キロ以上重かったとか
妻・円花さん(左から2番目)ら親戚と共に写る髙橋さん(左から3番目)。現在よりも20キロ以上重かったとか

熊本市の中でも最も活気のある中心市街地に住む髙橋さんですが、「神奈川に住んでいた頃より、生活の質は向上した」と感じています。「街中に住んでいるため、ほとんどの用事が徒歩圏内で済むのがありがたい。神奈川在住時は、飲み会の帰りなどは満員電車に乗って1時間近くかけて帰宅していましたが、移住後はそうしたストレスがなくなり楽しく過ごせています」。その言葉通り、移住して3年が経ちますが、熊本での生活に不自由を感じたことは全くないそうです。

髙橋さんは熊本市に移住後に起業。現在は、人の運動能力向上をサポートする事業を展開しています
髙橋さんは熊本市に移住後に起業。現在は、人の運動能力向上をサポートする事業を展開しています

そんな熊本での暮らしを、さらに豊かなものにしているのがランニングです。移住直後からダイエットのために走り始めた髙橋さん。「当初は月間100キロを目標にしていましたが、最初は2キロ走るだけでも本当にきつくて…。でも、距離を延ばせば延ばすほど、初めて見る景色が増え、熊本をどんどん知ることができました。自分にとって未知の土地だったからこそ、ランニングにのめり込んだのかもしれません」。

「ランニング」が、いつしかライフワークに

「いつかは自分で起業したい」と考えていた髙橋さんは、ランニングとの出会いを機に、走行距離や走力の向上を目指すランニングアプリ「Run Crew(ランクルー)」を開発。登録者は4,000人を超えています(2024年4月現在)。また、毎月定額制でランニングシューズをレンタルし、一定期間試走ができる「シュースク」というサービスも展開。「店頭でランニングシューズを履いただけでは、そのシューズが本当に合うかどうか分かりません。いろいろなシューズを履き比べ、実際に走ってみて、“自分に合うシューズ”を見つけるサポートになれば」と、自身のランナーとしての経験から生まれたサービスについて話します。
また、髙橋さんは、市民ランナーにとって参加のハードルが高いトラック競技にも注目。参加者の走力に応じてランク分けを行い、それに応じたハンデ(スタート時の時間差)を付けて速い人と遅い人の差を無くすことで、誰でも気軽にトラック競技に挑戦できるイベント「イダテンリーグ」を主催しています。

競技場を貸し切り実施した第1回の「イダテンリーグ」には約30人が参加。年内中には、熊本だけでなく九州圏内を巻き込んでの開催を視野に入れています
競技場を貸し切り実施した第1回の「イダテンリーグ」には約30人が参加。年内中には、熊本だけでなく九州圏内を巻き込んでの開催を視野に入れています

「4月に第1回を開催し、約30人が参加してくれました。2回目(6月開催予定)は50人前後を目指しています。スタート時にタイム差を設けることで、全員に1位になるチャンスがあり、走る人も見る人も楽しめるイベントだと実感しました。県外の人にも参加してほしいですし、これまで陸上に興味がなかった人にも足を運んでもらえるようなイベントに成長させたい」と意気込みます。

「ランニングは、身体的にも精神面にも健康につながります。また、熊本に移住してランニングを始めたことで幅広い年代・職種の人とのつながりが増え、生活の充実度も高くなったと実感しています」。移住によって、「以前より生活スタイルや働き方に無理がなくなった」という髙橋さん。移住をきっかけに始めたランニングを通して、今後もさまざまな展開を考えています。

トラックで力走する髙橋さん(前から2人目or3人目)。「熊本の道は歩道の幅も広く、走りやすい」と話します
トラックで力走する髙橋さん(左から2人目)。「熊本の道は歩道の幅も広く、走りやすい」と話します

移住関連情報

九州・山口・沖縄移住フェア「暮らシゴト2024」@東京 開催のお知らせ!!

今年も開催!九州・山口・沖縄の各自治体・団体・企業が大集合!!

まだ具体的な移住先の地域が決まっていない方も、お気軽に地域の暮らしや仕事について聞いてみませんか。

当日は各県の暮らし紹介コーナー、おしごと情報展示コーナーも予定しております。地方移住、地方でのお仕事・就業をお考えの方、ぜひご参加お待ちしております!

相談無料 予約不要 入退場自由です。当日会場(東京交通会館12階 ダイヤモンドホール)まで直接お越し下さい。スムーズに入場できるWEB事前受付がオススメです!

日時2024年6月2日 (日) 11:00 〜 16:00
会場東京交通会館12階 ダイヤモンドホール(東京都千代田区有楽町2丁目10-1/JR有楽町駅前)
詳細・web事前受付は
こちらから
https://www.furusato-web.jp/event-info/p144803/

県内のニュース(熊本日日新聞より)

熊本市立中の共通標準服、デザイン決定 2025年度導入
男女区別ない3スタイル、多様性に配慮

熊本市教育委員会が2025年度に市内の全42中学校で導入する、共通標準服(制服)のデザインが決定しました。「水の都・熊本市」をイメージし、青や水色を基調にしたデザインとなっています。

https://kumanichi.com/articles/1423825

八代亜紀さん追悼のど自慢、8月開催へ
熊本県八代市 「舟唄」「雨の慕情」…八代さん楽曲を審査、決勝は専属バンド演奏

八代亜紀さん 追悼のど自慢大会

熊本県八代市は17日、昨年12月に亡くなった市出身の歌手、八代亜紀さんの楽曲で競う、追悼のど自慢大会を開くと発表しました。上位5人が挑む決勝は、八代さん専属のバックバンドの生演奏で歌うそうです。

https://kumanichi.com/articles/1422874

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