旬感くまもと
山へ海へ! 熊本にお花見シーズン到来!


熊本にも桜前線がもうすぐ到来! 開花は3月20日前後、見頃は3月下旬との予想で、コロナ禍明けの初めてのお花見は多くの方で賑わいそうです。熊本は市街地の公園はもちろん、阿蘇や天草に代表されるように山にも海にも恵まれているため、様々なロケーションで桜を楽しめるのが魅力。各所でお花見を盛り上げる期間限定のイベントやおもてなしも予定されています。景色と一緒に地元のグルメや観光スポットを満喫し、思い出に残る春を過ごしましょう。
熊本城と桜のコントラストは圧巻

熊本城は、約550本の桜が植えられた熊本屈指の桜の名所です。特に二の丸広場周辺には多くの桜が咲き誇り、昼夜を問わず多くの花見客が訪れます。満開の桜と威厳漂う熊本城のコラボレーションはまさに絶景。桜景色を眼下に見られる天守閣や、桜のトンネルが続く行幸坂(みゆきざか)も見所です。また、夜にはライトアップも行われるため昼間とは違った幻想的な雰囲気に包まれます。3月9日(土)~24日(日)までの土、日、祝日には「春のくまもとお城まつり」が開催され花見を盛り上げます。
春のくまもとお城まつりHP
樹齢400年の大木、一心行の大桜

熊本県阿蘇郡南阿蘇村にある一心行の大桜は、樹齢約400年、樹高14m、幹周り7.35m、枝張り26mの巨木です。例年3月下旬から4月上旬にかけて、薄紅色の花を木全体につけます。周りを菜の花畑に囲まれており、その様子は絵本のワンシーンのようで周囲を優しく包み込むような素朴で温かな雰囲気を感じさせてくれます。近年は海外からの観光客も訪れるようになり、熊本を代表する観光スポットの一つとなっています。
桜色に染まる市房ダム湖畔

熊本県水上村にある市房ダムでは、1万本の桜が色付き、ダム湖周囲約13kmにわたって桜並木が続きます。さらに、ダム湖で高さ80m程の水を噴き上げる大噴水とのコラボはまさに圧巻です。ダム周辺には、公園や吊り橋、約60種類の桜が咲く桜図鑑園があり、ゆったりとお花見を楽しめます。3月30日(土)には4年ぶりに「湯山温泉桜まつり」も開催されるので、是非足を運んでみてください。
景色も抜群。蛇ヶ谷公園の桜

熊本県玉名市にある蛇ヶ谷公園は、様々な種類の桜が約1500本も生育する玉名市屈指の花見スポットです。園内には。遊歩道の桜並木を散策しながら花を愛でられるほか、子どもが遊べる広い遊具広場や、玉名市街地や有明海を一望できる展望台もあり、大人も子供も一日楽しめます。3月22日(金)~4月7日(日)は、夜桜のライトアップなどが行われます。
約5kmの桜のトンネル。湯の児チェリーライン

熊本県水俣市にある「湯の児チェリーライン」は、日本さくら名所100選にも選ばれている湯の児海岸道路の桜並木です。 約5km続く海岸線に約700本の桜が植えられており、桜のトンネルをドライブやサイクリングを楽しむことができます。桜のピンク色と不知火海の青の爽やかな景色はフォトスポットとしても人気。ゆっくりお花見をしたい人は近くの大崎鼻公園や和田岬公園がお薦めです。花見を楽しんだ後は湯の児温泉でのんびり過ごすのもいいですね。