魅力発見!くまもと市町村/天草市
熊本県には45の市町村があり、それぞれに自然や食、歴史・文化など暮らしの魅力がたくさんあります。
今回は天草市(あまくさし)の魅力を全国の熊本ファンの皆様にご紹介します。
人と自然が輝く 日本の宝島「天草」
天草市は熊本県南西部に位置し、天草上島と天草下島、御所浦島などで構成された天草諸島の中心部に位置し、周りは藍く美しい海に囲まれた島でありながら、天草五橋と呼ばれる5つの橋を通じて九州本土と結ばれています。
平均気温は16.5℃と、比較的冬は暖かく、夏は涼しい海洋性の気候で、一年を通していつでも海の幸と山の幸の旬の食を楽しめます。


天草市の茂串(もぐし)海水浴場は、熊本県内でも珍しい自然のままの姿を生かした海水浴場で、時間によってコバルトブルーやエメラルドグリーンに海の色が変わると言われているバイ!
天草市では美しい海と自然、地域の魅力を生かした「保育園留学(R)」に力を入れています。
「天草市保育園留学×ワーケーション」
「天草市保育園留学」は、移住定住の取組みに加えて、外部人材と地域をつなげる「関係人口」の取組みとして始まりました。
地方でのびのびと子育てがしたいと考えている家族をターゲットに、約2週間、家族で天草市に滞在して暮らし体験(プチ移住体験)をしながら、地域の保育園に通っていただくプログラムです。滞在期間中、ご両親はテレワークで働きながら、お子様は天草市内5箇所の連携保育園に通うことができます。

天草市の美しい海や自然、豊かな食を楽しみつつ、地域との交流の中で子育てができることから、これまでに90組を越える家族が天草市の保育園留学を利用しています。


- 温かく優しい先生方ばかりで、あっという間に子どもたちは保育園に慣れて、毎日楽しく通うことができました。
- 宿のオーナーは大変親切で何かあればすぐ連絡がきたり、宿まで来てくれて大変たすかりました。
- どのお店でも「どちらからいらしたんですか?」と声をかけていただき、保育園留学であることを伝えるととても歓迎され、色々な話をさせていただきました。街中を歩いていても、「おはようございます」や「かわいいね」などと声をかけていただくことも多く、とても居心地が良かったです。
- 住む場所を変えることで気分転換にもなり、とてもいい経験ができました。
保育園留学は、留学家族だけではなく、受け入れ保育園、受け入れ地域、それぞれにとって「特別な体験」を共有できる取組みとして展開されています。
全国初の交通サービス連携「保育園留学PASS」を開始
熊本、福岡と天草を結ぶ航空会社「天草エアライン」は、天草市・(株)キッチハイクと連携し、保育園留学を利用いただく方限定で、天草エアラインを特別運賃で利用できるサービス「保育園留学PASS」を開始しています。
2024年4月1日(月)~2025年3月19日(水)搭乗分
福岡=天草間(約40分):通常13,700円 ⇒ 6,000円
熊本=天草間(約20分):通常8,200円 ⇒ 4,000円
詳しくは、天草エアライン予約センター(電話0969-34-1515)までお問い合わせください。
保育園留学をきっかけに「天草ファン」を全国に
天草市は保育園留学をきっかけに天草に来た家族に、天草市を特別な存在と感じてもらえるよう、「天草市ふるさと住民」への登録を通じて、保育園留学終了後も市の情報を届けています。
今後は、天草を訪れた家族が、保育園留学のリピートや観光での再来、天草産品の購入、ふるさと納税などで、市の「推し活」をしてくれる「天草ファン」となり、全国各地に「天草ファン」が広がることを目指し、子育て家族の移住候補地として考えてもらえるよう魅力向上に取り組んでいくとのことです。
保育園留学は令和7年度も実施予定とのことです。天草市保育園留学へのご相談、お申込みは下記のウェブサイトで行われていますので、ぜひご覧ください。