くまもとテーマ便×ふるさと納税
納税額が年々増加。楽しみながら地域に貢献できる仕組みが人気。
「自分の生まれ故郷」「昔住んでいた」「何度も訪れて好きになった」など、自分が応援したい自治体を選んで寄付できる仕組み「ふるさと納税」。食材、加工食品、伝統工芸品など、地域の特色ある物産品が貰えて、税の控除が受けられる制度です。
2008年の制度開始以来、ふるさと納税を通じた納税額や利用者は毎年増えていて、2024年度は1兆2,728億円に達し、利用者(控除適用者)も1,000万人を突破しています(総務省調べ)。また、「子ども・子育て」「教育・人づくり」「地域・産業振興」など、寄付の使い道を選ぶこともできるので、応援したい自治体に貢献している実感が得られるのも魅力の一つです。
また、返礼品の中には、モノではなく納税対象の自治体に足を運んで体験できるものもあり、実際にその地域を肌で感じられると好評を博しています。そこで今回は、県内の3つの市町のアクティビティ系返礼品を紹介します。
阿蘇、天草(御所浦島)でしかできない貴重な体験を
熊本県の東北部に位置し、世界最大のカルデラの中で人々が暮らす阿蘇市。雄大な自然を満喫できるさまざまなアクティビティがある中で、阿蘇ネイチャーランドが提供している返礼品が、「パラグライダー半日体験(2人分)」です。約3時間の間に地上での基礎的な練習から単独飛行までを体験可能! 小高い丘からフワリと空に飛びだし、高度約20~30mの空中散歩が楽しめます。「一人で飛ぶのはちょっと不安」という方は、インストラクターと一緒に飛ぶ2人乗りコースもあります。
阿蘇と並ぶ、熊本のもう一つの観光地・天草。マリンレジャーや豊富な海鮮グルメが有名ですが、“恐竜の島”として知られる天草市の御所浦島では、化石採集体験(化石ディグ)が返礼品となっています。御所浦恐竜の島博物館から歩いて5分ほどのところにある化石採集場。ここには島で採取した石が集められ、その石の中から貝やアンモナイトなどの化石を探す体験ができます。化石が見つかった場合スタッフが何の化石かを解説してくれ、5つまでは持ち帰ることが可能(ただし、貴重な化石が出た場合は持ち帰れません)。恐竜研究の学者になった気分で化石発見の興奮が味わえる貴重な体験です。






応援する地域を直接肌で感じて
熊本県内には他にも体験型の返礼品として、空港での夜の飛行機見学会(益城町)や九州最大級の鍾乳洞のペア入場チケット(球磨村)、スモールラグジュアリーホテルのペア宿泊券(上天草市)などがあります。体験型の返礼品は「貴重な体験をしてみたい」「旅が好き」「将来的には移住も考えている」という人にとって、応援している地域を実際に訪れ、その地域の人や自然を直接肌で感じられる機会になっています。
当サイトでは体験型を含めた県内市町村の返礼品を紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
■(株)阿蘇ネイチャーランド
所在地 | 熊本県阿蘇市内牧1092-1 |
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問い合わせ先 | 0967-32-4196 |
natureland@aso.ne.jp | |
営業時間 | [3月~10月] 9:00~18:00、[11月~2月] 9:00~17:00 |
休み | 12/31、1/1(但し、個展やイベント出展等により不在の場合があります) |
HP | https://asonatureland.com/ |
■(株)白亜紀
所在地 | 熊本県天草市御所浦町牧島428 |
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問い合わせ先(TEL) | 070-8595-0581 |
hakuaki.goshoura@gmail.com | |
営業時間 | 9:00~17:00(受付~16:30) |
休み | 月曜(月曜が祝日の場合はその翌日)、年末年始(12/30~1/1) |
HP | https://amakusatoujiki.com/aca/ |